翁長知事はなぜ戦争法案に反対しないのか
6月24、25両日、沖縄県議会で各党の代表質問が行われました。そこでは社民党や日本共産党の議員から、県政だけでなく国政の重要問題について翁長知事の「政治姿勢」を問う質問が相次ぎました。中でも最も注目されたのは、目下の最大焦点、戦争法案に対する質疑です。...
View Article百田氏をNHK経営委員に任命した安倍首相の責任
自民党若手議員の会合(25日)で百田尚樹氏と議員たちが「言論・報道の自由」へ圧力をかけた問題で、菅官房長官は29日、「百田氏の発言が問題になっている」と述べ、谷垣自民党幹事長も、「党のことは私が責任をもって判断する」と述べるなど、安倍首相に責任追及が及ぶの避けよう躍起になっています。...
View Articleアメリカン大の原爆展から「いま」を考える
ワシントンのアメリカン大学でいま、20年ぶりに原爆展が行われています(6月13日~8月16日)。同大のピーター・カズニック教授(写真中)が中心になって企画したもので、故丸木位里、俊夫妻の「原爆の図」も首都ワシントンで初めて展示されています。...
View Article翁長知事は何のために菅官房長官に会うのか
沖縄の翁長知事が急きょ、きょう4日夕、菅官房長官と会うことになりました。2日夜、翁長氏が記者会見で発表しました。 会談はいったい何のためでしょうか。会見の中で翁長氏は、「辺野古新基地阻止」のたたかいにとって見過ごすことができない重大な発言を行いました。...
View Article「新幹線放火事件」の教訓は、それでいいのか
「新幹線放火事件」(6月30日)は、言語道断の身勝手な犯罪です。 しかし同時に、事件から引き出すべき教訓があることも確かです。ところがメディアが主張する「教訓」は、きわめて一面的であるばかりか、危険な要素さえ含んでいます。 事件についての、主要紙の社説を見てみましょう。 「安全対策見直す契機に...
View Article「明治産業遺産」に向ける韓国学生の目
長崎駅の近くにNPO法人「岡まさはる記念長崎平和資料館」(写真中)があります。日本の侵略戦争の加害責任・補償問題に焦点をしぼった、完全民営(どこからの援助も受けず、運営はボランティア)の資料館です。 その機関誌「西坂だより」最新号に、同館の高實康稔理事長(長崎大学名誉教授)が4月、韓国の韓南大学(大田市)で講演したもようが掲載されています。...
View Article「辺野古」と並走、水面下で進むUSJ沖縄誘致
「辺野古新基地」問題は、来週の「第三者委員会報告」で大きなヤマ場を迎えますが、その陰で、安倍政権(菅官房長官)と翁長知事の間で、水面下で、着々と進行している問題があります。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の沖縄進出です。その動向は「辺野古」とも関連して目が離せません。...
View Article「戦争法案」と「大分放火事件」
NHKが13日発表した7月度世論調査で、安倍内閣の「不支持」(43%)が「支持」(41%)を上回りました。第2次安倍内閣発足以来、初めてです。 同時に、安倍内閣の「安保法制」(戦争法案)を「評価しない」(61%)が「評価する」(32%)を大きく上回りました。「戦争法案」に対する国民の意思は明白です。...
View Article安倍首相を動かす岸信介の「遺言」
安倍晋三首相が圧倒的世論を無視して衆院特別委で戦争法案を強行採決した7月15日は、彼が尊敬してやまない祖父・岸信介首相(当時)が、50年前、「日米安保条約改定」強行で内閣総辞職(1960年7月15日)に追い込まれたまさにその日でした。 たんなる偶然とは思えません。なぜなら、安倍首相の世論無視の暴挙は、岸元首相の「遺言」に忠実に従ったものだからです。...
View Article安倍窮地の今、翁長知事はなぜ「取消・撤回」しないのか
安倍首相が17日急転直下、「新国立競技場を白紙に」戻した背景には、「首相は支持率を気にしており、安保法案の審議や今後の政権運営にも影響が出ると判断、ゼロベースで見直すという喝采を浴びる決断を演出した」(塩田潮氏、18日付琉球新報)という思惑があることは誰の目にも明らかです。...
View Articleいま岸信介を美化するNHKの政治性
安倍政権が戦争法案の衆院通過を強行(16日)した翌々日の18日夜、NHKスペシャルは「戦後70年・日本の肖像」シリーズで、「“豊かさ”の吉田茂と“自立”の岸信介・・・」と題した番組を放送しました(右写真2枚は同番組から)。...
View Article戦後70年世論調査ーこんな「平和主義」でいいのか
世論調査は質問の仕方で数字が変わるなど、その結果が必ずしも「国民世論」を正確に反映しているとは言えません。それを前提にしながらも、22日各紙がいっせいに報じた共同通信の「戦後70年世論調査」結果は見過ごすことができません(この調査項目、選択肢にも多くの疑問がありますが)。...
View Article辺野古工事目前!怒りの矛先はどこへ?
辺野古新基地建設の本体工事着工へ向け、沖縄防衛局は24日、事前協議書(一部)を沖縄県に提出しました。「協議の開始は埋め立て工事着手に向けた手続きの最終段階を迎えたことを意味する」(25日付沖縄タイムス)ものです。...
View Article「沖縄の基地は本土に引き取る」をどう考えるか
今月12日に大阪で、「辺野古で良いのか もう一つの解決策」と題するシンポジウムが開催されました(写真左は琉球新報より)。「もう一つの解決策」とは、沖縄米軍基地の「県外(本土)移設」であり、「基地を本土に引き取る」ということです。...
View Article昭和天皇とアメリカを美化するNHK「歴史秘話ヒストリア」
NHKは29日、「歴史秘話ヒストリア」で「もうひとつの終戦~日本を愛した外交官グルーの闘い~」を放送しました(写真はいずれも同番組から)。日米開戦までの10年間駐日大使を務め、その後米国務次官となったジョセフ・C・グルー(1880~1965)が、いかに日本を愛し昭和天皇を敬慕し、ポツダム宣言受諾に尽力したか、という話です。...
View Article浮き彫りになってきた翁長知事の“正体”
この1週間で、翁長雄志沖縄県知事の“正体”が浮き彫りになる言動が相次ぎました。 ①「第三者委員会報告」の変質化 翁長氏は31日の菅官房長官との「会談」後、記者団から「第三者委員会からの検証結果を説明し、建設中止を求めたのか」と聞かれ、こう答えました。...
View Articleいまなぜ「玉音放送」なのか
宮内庁が1日公開した「玉音放送」原盤をめぐり、「平和を実現すると決意した昭和天皇が、国民に直接協力を呼びかけた」(1日付読売新聞)、「天皇が苦慮した思いがひしひしと伝わる」(同朝日新聞)など、昭和天皇賛美が振りまかれています。NHKは「玉音放送」にひざまずく国民の姿を何度も映し出しました。 いまなぜ「玉音放送」なのでしょうか。「玉音放送」とは何だったのでしょうか。...
View Article安倍政権に助け舟を出した翁長知事
「『最高のタイミングだっただろう』。菅義偉官房長官は4日、辺野古への移設作業の中断を発表した記者会見の後、周囲に誇らしげにそう語った」(5日付朝日新聞) 翁長知事が辺野古埋立工事の「1カ月中断」と引き換えに、「埋立承認取り消し」を公式に棚上げした(4日発表)ことは、安倍首相の戦略に完全に取り込まれ、窮地の安倍政権に助け舟を出した合したものであり、きわめて重大です。...
View Article「普天間・辺野古」は「協議」すべき問題なのか
「集中協議の前哨戦」(8日付琉球新報)といわれた7日の安倍首相と翁長知事の会談で、安倍首相が「毎年3千億円を確保するのは沖縄の皆さまとの約束」(同)と振興予算をちらつかせたのに対し、翁長氏は「辺野古について切り出すことはなかった」(同)。まさに政府と翁長氏の「協議」を象徴するような姿です。...
View Article韓国・朝鮮人被爆者への差別と加害責任
「被爆70年」の長崎平和式典(9日)は、田上富久市長が「安保法制」に言及して「憲法の平和理念が揺らいでいる」と指摘。さらに被爆者代表の谷口すみてるさんが、感動的な「誓い」の中で「戦争につながる安保法案は許すことができない」と安倍政権を厳しく批判して大きな拍手を受け、広島式典との違いを際立たせました。...
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